本ページでは、高知県職員採用試験の過去問・例題情報(択一試験・論文・作文・集団討論)をまとめています。
択一試験の例題
択一試験の例題は、下記リンクからご覧いただけます。
論文・作文試験の過去問
以下に、高知県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を年度・区分別に整理します。
大学卒業程度試験
- 問題形式:論文
- 試験時間:不明
- 文字数:不明
行政
2024(令和6)年度
近年、全国で地震が相次いでいます。令和6年1月の能登半島地震では、建物の倒壊、道路の寸断による集落の孤立、水道施設の損壊による長期断水などの被害がもたらされました。近い将来、起こるとされる南海トラフ地震発生により、本県でも同様の事態は避けられません。こうした状況のなか、地震発生後の速やかな復旧・復興を行うために、本県としてどういった事前の準備があればよいか、あなたなりの着眼点や分析を踏まえ、考えを述べてください。
・特別募集
ライフスタイルや働き方に対する価値観が多様化する中、県民の皆さんが年齢や性別などにかかわらず、誰もがその能力を最大限発揮するためには、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現が不可欠ですが、ワーク・ライフ・バランスを実現する上での課題を一つ挙げ、あなたなりの着眼点や分析を踏まえた解決策を述べてください。
2023(令和5)年度
国は、過疎化や高齢化といった地方の課題を、デジタルを実装することで解決する「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、同構想の基本方針を策定しました。これを踏まえ、高知県デジタル化推進計画において、生活・産業・行政の3つの切り口で将来イメージを描き、「デジタル化の恩恵により、暮らしや働き方が一変する社会」の実現を目指して、施策を行っています。そこで、高知県が抱えるさまざまな課題を解決し地域の活性化につなげていくために、デジタル化の取組をどのように進めていく必要があると思いますか。高知県が抱える課題を具体的に挙げながら、あなたの考えを述べてください。
・特別募集
あなたが、これまでの経験で培ってきた能力や資質を具体的にあげ、それを県職員として高知県の施策の推進にどのように生かしていきたいか記述してください。
2022(令和4)年度
令和2年10月、国は「2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)」を宣言し、地球温暖化と向き合う姿勢を明確にしました。しかし、2050年までに残された時間が限られている中、私たちや将来世代が安心して豊かに暮らせる社会を創造するため、脱炭素社会の実現に向けてあらゆる施策を速やかに講じていく必要があります。こうした状況を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。具体的な施策を挙げながら、あなたの考えを述べてください。
2021(令和3)年度
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、社会の構造や人々の価値観は大きく変化しました。人口減少や高齢化が進んでいく中において、ウィズコロナ、アフターコロナ時代にキーワードとなる「デジタル化」の流れを捉えた取組を推進していくことが求められています。こうした状況を踏まえ、持続可能な地域社会づくりに向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。
2020(令和2)年度
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の以前と以後とでは、人々の暮らしや経済活動は大きく変化しました。全国では一定数の感染は見られるものの、段階的に移動制限の緩和や経済活動の再開が進められています。このような状況を踏まえ、感染拡大防止対策に努めながら、経済活動を本格的に再開させていく必要がありますが、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
2019(令和元)年度
人口減少、高齢化が進展していく中で、特に中山間地域では集落の維持や再生が課題となっています。人口減少社会においては、地域住民の生活を維持していく視点や、「定住人口」「交流人口」、さらには、地域外にあって、特定の地域への継続的な関心と交流を通じ、さまざまな形で地域を応援する「関係人口」を創出・拡大していく視点などを持ちながら、あらゆる分野において新たな付加価値を創造していくことが重要です。「高齢者の暮らしを守り、若者が住み続けられる中山間地域の実現」を目指して、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。
(参考)中山間地域(過疎地域を含む)
高知県では、山間地及びその周辺の地域等地理的及び経済的に不利な地域として、地域振興に関する5つの法律(過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律)の規定範囲を中山間地域としている。
・特別募集
豪雨、暴風、洪水、地震、津波などの自然災害は、時として、私たちの想像を超える力で襲来し、甚大な被害をもたらします。こうした自然災害から県民の生命や財産を守るため、高知県として防災対策を進めるうえであなたが重視すべきと考えるポイントについて、あなたなりの着眼点や現状分析を踏まえて述べなさい。
2018(平成30)年度
高知県の人口を国勢調査で見ると平成2年から人口減少局面に突入し、平成27年には72.8万人となり、平成22年の前回調査から3.6万人も人口が減少しています。このように人口減少が続く状況ではありますが、高知を活力ある地域にしていくため、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。
2017(平成29)年度
官民一体となった産業振興の取組により、本県の産業経済状況は改善に向け徐々に明るい兆しが広がりつつあります。この明るい兆しを確かで、より強いものにしていくため、今後、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。本県における産業振興策を一つ挙げ、課題と今後の取組についてあなたの考えを述べなさい。
2016(平成28)年度
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な社会資本や関連施設の整備が進展するとともに、これを契機として経済活動の活性化に向けた動きが加速することが予想されます。高知県でも、この機を逃すことなく本県経済の活性化を図り、その経済効果を持続的なものとするため、事前合宿の誘致や木材を活用したオリンピック関連施設の整備、よさこい祭りを通じた国際交流の促進などを関係機関に働きかけているところです。そこで、この東京オリンピック・パラリンピックを契機に、高知県の産業・経済を活性化させるため、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
2015(平成27)年度
国は、魅力あふれる地方を創生するため、3つの基本的視点(①東京一極集中の是正、②若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、③地域の特性に即した地域課題の解決)からなる「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、地方にも国と一体となった取組を求めています。本県では、こうした国の方針を受け、「地産外商が進み、地域地域で若者が誇りと志を持って働ける高知県」を目指す高知県版の総合戦略を策定したところです。そこで、本県が取組を進めるうえであなたが重視すべきと考えるポイントついて、あなたなりの着眼点や現状分析を踏まえて述べなさい。
2014(平成26)年度
本県では、人口減少や高齢化など、今後全国が直面していくことになるであろう課題に対して、全国に先駆けて処方箋(解決策)を示すことで、後続の県から頼られ、目標とされる県、すなわち「課題解決の先進県」を目指して、全庁を挙げて取り組んでいます。このことを踏まえ、本県が現在直面している課題を複数挙げるとともに、そのうち最も重要と考えるものに関して、あなたなりの着眼点や分析をもとに、解決の方策やその進め方を述べなさい。
2013(平成25)年度
高知県は、本県の知名度をさらに高めるため、「高知県は、ひとつの大家族やき。高知家」というコンセプトコピーを発表しました。「高知家」は、本県を一つの大きな家族に見立てたものであり、本県の一番の魅力である人、高知県人の家族のような温かさを、家族の笑顔、幸せ、絆やだんらんなどのイメージとともに表現したものです。では、あなたなら、このコンセプトコピーを使い、高知の魅力をどのように全国に発信していきますか。あなたなりの考えを具体的に述べてください。
2012(平成24)年度
あなたが、高知県職員になったとします。上司から1億円の範囲内で予算案を作成するように指示されました。予算の使い方は、あなたがやりたいと思う事業であれば、一つでも複数の事業でもよいと言われました。あなたなら、どういう事業にどのような予算を組みますか。事業の目的、内容、期待される効果、事業遂行上の課題や成功させるためのポイントの説明を添えて、予算案を作ってください。
2011(平成23)年度
これからの高知県のキャッチコピーを一つ作って、何をどうアピールしたいのかを述べてください。また、それにより期待される効果や展開を併せて述べてください。
2010(平成22)年度
この試験は、あなたの識見、判断力、思考力等を評定するものです。次の3つの事項から1つを選び、その事項についての現状と課題を挙げたうえで、それに対して、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
- 中山間地域
- 環境エネルギー
- 南海地震
2009(平成21)年度
わが国の高齢化は、予想を上回るスピードで進展していますが、少子高齢化はわが国の経済にどのような影響をもたらすでしょうか。また、それに対してどのような対応が必要になるのでしょうか。あなたの考えを述べなさい。
2008(平成20)年度
わが国の社会保障制度は、年金、医療、介護保険、生活保護、子育て支援など多分野にわたっています。これらの社会保障システムは、高齢者の暮らしを支える重要な基盤ですが、少子高齢化の急速な進展により、これからのあり方が問われています。そこで、少子高齢化が社会保障制度に及ぼす課題を挙げるとともに、今後、我が国の社会保障制度を維持するためには、どのような取り組みを進めていくことが必要か、あなたの考えを述べなさい。
チャレンジ型(行政)
2024(令和6)年度
目指すべき3つの高知県像「いきいきと仕事ができる高知」、「いきいきと生活ができる高知」、「安全・安心な高知」を実現するために、あなたが重要だと考えるキーワードを1つあげ、高知県として具体的にどのような取り組みをしていけばよいか、そのキーワードを用いてあなたの考えを述べてください。
2023(令和5)年度
国は、過疎化や高齢化といった地方の課題を、デジタルを実装することで解決する「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、同構想の基本方針を策定しました。これを踏まえ、高知県デジタル化推進計画において、生活・産業・行政の3つの切り口で将来イメージを描き、「デジタル化の恩恵により、暮らしや働き方が一変する社会」の実現を目指して、施策を行っています。そこで、高知県が抱えるさまざまな課題を解決し地域の活性化につなげていくために、デジタル化の取組をどのように進めていく必要があると思いますか。高知県が抱える課題を具体的に挙げながら、あなたの考えを述べてください。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
高校卒業程度
問題形式:論文
試験時間:不明
文字数:1020文字以内
2025年度に第二次試験の論文を廃止。
2024(令和6)年度
これまでにあなたが経験したことや身の回りで起こったこと、見聞きしたことの中で、高知県にとって課題であると考えるものを挙げ、この課題の解決に向けてどのように取り組んでいくべきか、あなたの考えを述べてください。
※ 第一次試験の過去問情報なし
2023(令和5)年度
・第一次試験
30年後に、高知県はどのような社会であって欲しいと思いますか。また、その社会の実現に向けて、あなたが県職員となった場合にどのような取組を進めたいか、あなたの考えを述べてください。
・第二次試験
連続テレビ小説「らんまん」を県観光の振興に最大限に生かすために、高知県では、観光博覧会「牧野博士の新休日~らんまんの舞台・高知~」を令和6年3月まで開催しています。今後も引き続いて、国内外から観光客に訪れてもらうために、高知県としてどのような取組が必要だと思いますか。あなたの考えを述べてください。
2022(令和4)年度
・第一次試験
採用後、あなたが仕事をしていく中で、どのような「力」を身につけていきたい ですか。またその力を県職員としてどういったことに発揮していきたいですか。あなたの考えを述べてください。
・第二次試験
あなたが今後も高知県で住み続けるために、「このままずっと変わらずに残っていてほしい」と思う点、また「こういったことを改善したい」と思う点をそれぞれを あげてください。 また、そうなるためには今後、高知県はどのような取組が必要だと考えますか。 あなたの考えを述べてください。
2021(令和3)年度
・第一次試験
あなたは目標を持ってさまざまなことに取り組んできたと思います。目標の達成 に向けて工夫や改善を行った経験を一つあげ、具体的に説明してください。また、その経験から得た学びを県職員として働くうえで、どのように活かしてい くことができると思いますか、県職員に求められる姿勢にも触れながら、あなたの 考えを述べてください。
・第二次試験
あなたは、20年後の高知県をどのように想像しますか。そして、県民がいきいきと暮らせる社会であるためには、高知県としてどのような取組を進めていく必要 があると思いますか、あなたの考えを述べてください。
2020(令和2)年度
・第一次試験
本県が抱える課題には、すぐに解決することが困難な課題、前例のない課題などが多くありますが、それらを乗り越えていかなければ、次の展望は開けてきません。困難な仕事であっても、真正面から取り組むことで一歩一歩前に進めていくことが求められています。 あなたは、県職員としてどのような姿勢で職務に取り組んでいきたいと思いますか、あなたの考えを述べてください。
・第二次試験
高知県が直面している課題の解決に向けて、どのような取組が必要と思いますか。 新型コロナウイルス感染症の流行による社会の変化やデジタル技術の活用にも触れながら、あなたの考えを述べてください。
社会人経験者
- 問題形式:論文2題(1次試験・2次試験)
- 試験時間:不明
- 文字数:1020字以内
2025年度に二次試験の論文を廃止。
行政
2024(令和6)年度
本県の出生数は、令和4年に過去最低を更新しました。県では、この要因を、若い女性数の減少をはじめとする若年人口の転出超過による、婚姻数や出生数の減少と捉え、本県の人口減少対策のマスタープランとして、「高知県元気な未来創造戦略」を策定し、「若者の定着・増加」「婚姻数の増加」「出生数の増加」の3つの観点から対策に取り組むこととしています。このことについて、あなたの経験を通じて得た着眼点や分析を踏まえ、本県の将来を左右する人口減少対策に対する考えを述べてください。
2023(令和5)年度
・1次試験
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。これまでの職務経験において、業務遂行のためにどのような課題意識を持って、どのような取り組みを行ってきましたか。その経験は、今後、県職員としてどのように活かすことができるとお考えでしょうか。本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを具体的に述べてください。
・2次試験
国は、過疎化や高齢化といった地方の課題を、デジタルを実装することで解決する「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、同構想の基本方針を策定しました。これを踏まえ、高知県デジタル化推進計画において、生活・産業・行政の3つの切り口で将来イメージを描き、「デジタル化の恩恵により、暮らしや働き方が一変する社会」の実現を目指して、施策を行っています。そこで、高知県が抱えるさまざまな課題を解決し地域の活性化につなげていくために、デジタル化の取組をどのように進めていく必要があると思いますか。高知県が抱える課題を具体的に挙げながら、あなたの考えを述べてください。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2022(令和4)年度
・1次試験
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。県民が「高知県で育ってよかった」、「高知県に住んでよかった」と実感できるような高知県となるために、あなたがこれまで培ってきた経験や知識をどのように活かしていくことができると考えますか。あなたの考えを具体的に述べてください。
・2次試験
令和2年10月、国は「2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)」を宣言し、地球温暖化と向き合う姿勢を明確にしました。しかし、2050年までに残された時間が限られている中、私たちや将来世代が安心して豊かに暮らせる社会を創造するため、脱炭素社会の実現に向けてあらゆる施策を速やかに講じていく必要があります。こうした状況を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。具体的な施策を挙げながら、あなたの考えを述べてください。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2021(令和3)年度
・1次試験
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。あなたがこれまでの職務上の役割や業務を通して培った能力について、新たなことや物事の改善に挑戦した実体験とあわせて具体的に説明してください。そして、県職員として、その培った能力をどのように発揮していきたいと考えますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。
・2次試験
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機として、社会の構造や人々の価値観は大きく変化しました。人口減少や高齢化が進んでいく中において、ウィズコロナ、アフターコロナ時代にキーワードとなる「デジタル化」の流れを捉えた取組を推進していくことが求められています。こうした状況を踏まえ、持続可能な地域社会づくりに向けて、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2020(令和2)年度
・1次試験
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。あなたがこれまでの職務上の役割や業務を通して培った能力について、成功や失敗の実体験とあわせて具体的に説明してください。そして、県行政全般の業務に従事する行政職員として、その培った能力をどのように発揮していきたいと考えますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。
・2次試験
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の以前と以後とでは、人々の暮らしや経済活動は大きく変化しました。全国では一定数の感染は見られるものの、段階的に移動制限の緩和や経済活動の再開が進められています。このような状況を踏まえ、感染拡大防止対策に努めながら、経済活動を本格的に再開させていく必要がありますが、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2019(令和元)年度
・1次試験
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力としてさまざまな県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。高知県の行政職員への転職を希望するあなたにとって、これまでの職務はどのような意義や価値があるものであり、転職によってどのようなことを実現していきたいと思いますか、また、県行政全般の業務に従事する行政職員として、これまでの職務上の役割や業務を通して培った能力をどのように活かすことができると思いますか、本県の現状や課題を踏まえ、あなたの考えを述べてください。
・2次試験
人口減少、高齢化が進展していく中で、特に中山間地域では集落の維持や再生が課題となっています。人口減少社会においては、地域住民の生活を維持していく視点や、「定住人口」「交流人口」、さらには、地域外にあって、特定の地域への継続的な関心と交流を通じ、さまざまな形で地域を応援する「関係人口」を創出・拡大していく視点などを持ちながら、あらゆる分野において新たな付加価値を創造していくことが重要です。「高齢者の暮らしを守り、若者が住み続けられる中山間地域の実現」を目指して、高知県としてどのような取組を進めていく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。
(参考)中山間地域 ※ 過疎地域を含む
高知県では、山間地及びその周辺の地域等地理的及び経済的に不利な地域として、地域振興に関する5つの法律(過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律)の規定範囲を中山間地域としている。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2018(平成30)年度
・1次試験
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力として県政課題の解決に向けて取り組むことができる人材を採用することを目的としています。これまで携わってきた仕事の意義やその仕事におけるあなたの役割をどのように捉えて取り組んできましたか、また、その経験を県行政にどのように活かすことができると思いますか、あなたの考えを述べてください。
・2次試験
高知県の人口を国勢調査で見ると平成2年から人口減少局面に突入し、平成27 年には72.8 万人となり、平成22 年の前回調査から3.6 万人も人口が減少しています。このように人口減少が続く状況ではありますが、高知を活力ある地域にしていくため、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか、あなたの考えを述べなさい。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2017(平成29)年度
・1次試験
この社会人経験者採用試験は、民間企業等での職務経験を活かし、即戦力として県政課題の解決に向けて取り組むことができる者を採用することを目的としています。そこで、即戦力として活躍が期待されるあなたが、特に解決を急ぐ必要があると考える本県の抱える課題を一つ挙げ、あなたに備わった能力等をどのように発揮することで、その課題の解決に取り組むことができると考えているのか述べてください。
・2次試験
官民一体となった産業振興の取組により、本県の産業経済状況は改善に向け徐々に明るい兆しが広がりつつあります。この明るい兆しを確かで、より強いものにしていくため、今後、高知県としてどのように取り組んでいく必要があると思いますか。本県における産業振興策を一つ挙げ、課題と今後の取組についてあなたの考えを述べなさい。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2016(平成28)年度
・1次試験
この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人」を採用することを目的としています。そこで、あなたが有する多様な能力や感性のうち、県行政に活かせる「これだけは他人に負けない」と思うものを、これまでの職務経験などを踏まえて述べてください。
・2次試験
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な社会資本や関連施設の整備が進展するとともに、これを契機として経済活動の活性化に向けた動きが加速することが予想されます。高知県でも、この機を逃すことなく本県経済の活性化を図り、その経済効果を持続的なものとするため、事前合宿の誘致や木材を活用したオリンピック関連施設の整備、よさこい祭りを通じた国際交流の促進などを関係機関に働きかけているところです。そこで、この東京オリンピック・パラリンピックを契機に、高知県の産業・経済を活性化させるため、高知県としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2015(平成27)年度
・1次試験
この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人」を採用することを目的としています。そこで、あなたがこれまでの経験を通して培った能力や感性を、県行政のどのような分野でどのように活かせるのか、具体的に述べてください。採点者が、あなたの素晴らしいところを、よりはっきりとイメージできるよう、成功体験や失敗体験あるいは最も苦労したこととその対処法などをできるだけ具体的に記述するとともに、県行政で活用していくうえでのポイントやあなたなりのアイデアなどを盛り込んで述べるようにしてください。
・2次試験
国は、魅力あふれる地方を創生するため、3つの基本的視点(①東京一極集中の是正、②若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、③地域の特性に即した地域課題の解決)からなる『まち・ひと・しごと創生総合戦略』を策定し、地方にも国と一体となった取組を求めています。本県では、こうした国の方針を受け、「地産外商が進み、地域地域で若者が誇りと志を持って働ける高知県」を目指す高知県版の総合戦略を策定したところです。そこで、本県が取組を進めるうえであなたが重視すべきと考えるポイントついて、あなたなりの着眼点や現状分析を踏まえて述べなさい。
※ 大学卒業程度試験(行政)と同一問題
2014(平成26)年度
・1次試験
高知県は、今、様々な面で厳しい状況に置かれています。そうした中で、県民の皆様が、将来にわたって安全で安心に暮らしていける、活き活きとした高知県にしていくために、県職員の仕事には、今まで以上に具体的な成果を着実に出していくことが求められています。そういう意味では、公務のプロフェッショナルとして、日々の仕事に全力を挙げて取り組んでいくことが必要です。そこで、「仕事のプロフェッショナル」のイメージをこの試験のテーマとします。まず、あなたがこれまでいろいろなジャンルで見たり聞いたりしたことで、これぞプロフェッショナルだと感じたものを、エピソードなども交えて、そのイメージをわかりやすく述べてください。そのうえで、公務員のプロフェッショナルに、特にどのようなことが求められるのか、理由を添えて、できるだけ具体的に述べてください。
・2次試験
この行政・TOSAの試験は、「民間企業での勤務など、公務とは異なる環境での経験を通して培った多様な多様な能力や感性を有し、それを県行政で発揮しようとする意欲と行動力を持つ人を採用」することを目的としています。そこで、あなたがこれまでの経験を通して培った能力や感性を、県行政のどのような分野でどのように活用したいのか、できるだけ具体的に述べてください。採用者が、あなたの素晴らしいところを、よりはっきりとイメージできるよう、例えば、・成功体験や失敗体験をできるだけ具体的に記述し、それらによって得たもの・また、県行政で活用していく際の、あなた自身の独自のアイデアや成功させるポイントなどにも触れて述べるようにしてください。
社会人経験者(UIJターン枠)
- 問題形式:論文
- 試験時間:不明
- 文字数:1020字以内
行政(デジタル)
2024(令和6)年度
県民一人ひとりにデジタル化の利便性を享受していただくためには、デジタルデバイド対策を通じて、デジタル機器に不慣れな方々であってもスマートフォンを活用できるようにすることが重要です。例えば、スマートフォンの使い方に関する講習会の開催、相談体制の整備、教材の作成といった取り組みが考えられます。一方、県単独であらゆるデジタルデバイド対策を行うことは現実的ではありません。国や事業者における既存の取り組み、市町村との連携、自助共助の考え方等を考慮しながら、県として効率的かつ持続的な対策を行うことが重要です。そこで、本県として今後どのようなデジタルデバイド対策を行うべきか、取り組みの対象(例:◯◯のような地域にお住まいの高齢者)や目指すべきスマートフォン活用スキルの水準(例:◯◯のアプリを利用できる状態)を明確にしつつ、あなたの考えを述べてください。
2023(令和5)年度
本県では、高知県デジタル化推進計画に基づき、電子申請、電子決裁、電子契約、RPA、AI-OCR 等、様々なデジタルツールを活用し、行政のデジタル化に取り組んでいます。そこで、本県庁において新たに導入すべきデジタルツールを一つ提案したうえで、当該ツールの概要、導入による効果、庁内での普及方法(関係者の理解を得ることを含む。)及び導入に当たっての留意点について、あなたの考えを述べてください。なお、提案いただいたデジタルツールが、本県庁で導入済みのものであっても構いません。デジタルツール選択の巧拙よりも、考え方や表現ぶりを重視します。
過去の集団討論テーマ
以下に、高知県職員採用試験の集団討論テーマを年度別に整理します。
大学卒業程度
2024(令和6)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 希望者が子どもを産み育てやすい社会について
- 県民の健康寿命をのばすための取組について
- 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができる県づくりについて
- 公共交通を守るための取組について
- 自転車の交通マナーの向上について
- 家庭におけるジェンダー平等について
- 教育や医療分野における情報通信技術の活用について
- 地域における外国人との共生について
- CO2削減に向けた取組について
- 災害からの速やかな復旧・復興に向けた事前準備について
- 大規模災害時の避難所の運営について
- 高知県のPR戦略について
- 仕事におけるAIの活用について
- 第一次産業を担う人材の育成・確保について
- 若者にとって魅力のある仕事づくりについて
- 人口減少下における持続可能な地域社会づくりについて
- 地域の魅力を生かした観光振興策について
- 女性が活躍できる環境づくりについて
- スポーツを通じて県民や地域を元気にする取組について
- まんが文化を活用した地域の振興について
- デジタル社会に向けた教育の推進について
- 子どもの成長を支えるための学校・家庭・地域の協働について
- 選挙での若者の投票率の向上について
- 空き家対策について
2023(令和5)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 希望者が子どもを産み育てやすい社会について
- 学童期のスマホやゲームとの付き合い方について
- 県民の健康寿命の延伸について
- 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができる県づくりについて
- 公共交通を守るための取組について
- 自転車の交通事故防止について
- 若者が住み続けたいと思える地域づくりについて
- 家庭におけるジェンダー平等について
- 高齢者の交通安全の取組について
- 食品ロスの削減について
- 地域における防災活動の推進について
- 災害からの速やかな復旧
- 復興に向けた事前準備について
- 大規模災害時の避難所の運営について
- 県産品の販路拡大について
- 地場産業におけるデジタル技術の活用について
- 移住促進による中山間地域の活性化について
- 第一次産業を担う人材の育成
- 確保について
- 若者が働きたくなる産業づくりについて
- 人口減少下における持続可能な地域社会づくりについて
- 観光入込客数400万人以上を達成
- 継続するための観光振興策について
- 地域の伝統行事や祭りの存続について
- デジタル社会に向けた教育の推進について
- 学校・家庭・地域の協働について
- 選挙での若者の投票率の向上について
2022(令和4)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 希望者が子どもを産み育てやすい社会について
- 学童期のスマホやゲームとの付き合い方について
- 県民の健康寿命の延伸について
- 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができる県づくりについて
- 過疎地の公共交通を守るための取組について
- 自転車の交通事故防止について
- 若者が住み続けたいと思える地域づくりについて
- 地域における防災活動の推進について
- 災害からの速やかな復旧・復興に向けた事前準備について
- 大規模災害時の避難所の運営について
- 家庭における男女共同参画の推進について
- 高齢者の交通安全の取組について
- 食品ロスの削減について
- 県産品の販路拡大について
- 新型コロナウイルス感染症対策と社会経済活動の両立について
- 地場産業におけるデジタル技術の活用について
- 移住促進による地域の活性化について
- 第一次産業を担う人材の育成・確保について
- 地域地域で若者が誇りと志を持って働ける高知県について
- 人口減少下における持続可能な地域社会づくりについて
- 地域の伝統行事や祭りの存続について
- デジタル社会に向けた教育の推進について
- 学校・家庭・地域の協働について
- 選挙の投票率の向上について
2021(令和3)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 地域における子育て支援の充実について
- ひきこもりの状態にある人の社会参加について
- 県民の健康づくりについて
- 学童期のスマホやゲームとの付き合い方について
- 防災・減災に資するインフラ整備について
- 災害時における高齢者・障害者など要配慮者の避難対策について
- プラスチックゴミの削減について
- 自転車の交通マナーの向上について
- 若者が住み続けたいと思える地域づくりについて
- 地域における防災活動の推進について
- 過疎地の公共交通を守るための取組について
- 県産品の販路拡大について
- 地場産業におけるデジタル技術の活用について
- 移住促進による地域の活性化について
- 外国人材の受入れにあたっての環境整備について
- 本県産業を担う人材の育成・確保について
- ウィズコロナ・アフターコロナ時代の中山間地域の観光振興について
- ウィズコロナ・アフターコロナ時代の教育について
- 不合理な校則の見直しについて
- 高知県のスポーツ振興について
- 地域の伝統行事や祭りの存続について
- 高知県の魅力を広く発信するための取組について
- SNS利用上のマナーについて
- コロナ禍におけるコミュニケーションの活性化について
2020(令和2)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動」の推進について
- 献血の推進について
- ゲーム依存症対策について
- 児童虐待の防止について
- プラスチックゴミの削減について
- 公共交通の利用促進について
- 自転車の交通マナーの向上について
- 防災・減災に資するインフラ整備について
- 災害時における高齢者・障害者など要配慮者の避難対策について
- 雇用創出や経済活性化に向けた企業誘致の推進について
- デジタル技術と地場産業の融合について
- 新型コロナウイルス感染症により影響を受けた本県の消費需要の回復について
- 耕作放棄地の活用について
- 中学生の学力向上について
- ウイズコロナ時代の教育について
- 不登校の予防について
- 高知の魅力を国内外へ効果的に情報発信する方法について
- SNS利用上のマナーについて・選挙での若者の投票率の向上について
- 高知県の知名度アップ策について
- IoTやAIなどのデジタル技術を活用した産業振興について
- 中山間地域における買い物支援について
2019(令和元)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 安心して子育てできる環境づくりについて
- 歯と口の健康づくりについて
- がん検診の受診率向上について
- 持続可能な社会保障制度の構築について
- 働き方改革について
- 公共交通の利用促進について
- 災害から県民の生命、財産を守るインフラの整備・機能強化について
- 災害時における高齢者・障害者など要配慮者の避難対策について
- スポーツを通じた活力ある県づくりについて
- 外国人観光客の誘客拡大について
- 県産品の販路拡大について
- 環境に配慮した産業振興について
- ソーシャルネットワークサービスについて
- 不登校の予防と支援について
- 高知の魅力の国内外への発信について
- 生涯学び続ける環境づくりについて
- 選挙の投票率向上について
- IoTやAIなどのデジタル技術の活用について
- 中山間地域における買い物支援について
2018(平成30)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 厳しい環境にある子どもへの支援について
- 健康教育について
- 介護予防について
- 障害者の就労支援について
- 食品ロスの削減について
- 空き家対策について
- 災害弱者の支援について
- 災害時の避難経路の確保について
- 一次産業の省力化について
- 自然型体験観光について
- 県産品の輸出について
- 災害弱者の支援について
- 災害時の避難経路の確保について
- 一次産業の省力化について
- 自然型体験観光について
- 文化芸術を生かした産業振興について
- 成人年齢の引き下げの影響について
- 消費税率の引き上げについて
- 中山間地域における移動手段について
2017(平成29)年度
次の2つの事項から1つを選び、グループとしての意見をまとめてください。(下記の項目から2つの題材を提示)
- 高齢者の孤立防止について
- 健康寿命について
- 在宅介護について
- 障害者の就労支援について
- 食品ロスの削減について
- 救急車の有料化について
- 災害時における避難場所の在り方について
- 防災関連産業について
- 地域におけるスポーツ振興について
- 地産外商について
- 中学生の学力向上について
- 世界遺産登録について
- おもてなし文化について
- ゆとり教育について
- 適正な成人年齢について
- 人工知能の活用について
- 消費税率の引き上げについて
- ふるさと納税の返礼品について
- 受動喫煙の防止について
(引用:高知県HP)