本ページでは、島根県職員採用試験の過去問・例題情報(択一試験・論文・作文・集団討論)をまとめています。
択一試験の例題
択一試験の例題は、下記リンクからご覧いただけます。
論文・作文試験の過去問
以下に、島根県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を年度・区分別に整理します。
大学卒業程度
行政A
- 問題形式:論文
- 試験時間:90分
- 文字数:1200字
2024(令和6)年度
・第1回
中山間地域では、高齢化や人口減少により様々な問題が発生しており、今後より深刻化していくことが予想されています。島根県の中山間地域が抱える課題を1〜2つ取り上げ、それらの課題を解決するためにはどのような施策が有効か、受験する試験区分の職務も意識して自由に述べなさい。
・第2回
※ 実施なし
・第3回
今の島根県の特色を踏まえ、より良い行政サービスを提供するにはどのようなことができると考えますか。あなたの受験する試験区分の職務に関連づけて述べなさい。
2023(令和5)年度
・第1回
変化が激しく先行きが不透明な昨今の社会においては、県政へのニーズも日々変化しています。島根県人材育成基本方針では、島根の状況を知り、現場に出向き、多くの人と接して話を聞いて、具体策を考え、今、一番いいことを実行することが求められています。島根県の発展のため、どのようなことをどのような方法で実行していくことが必要か、これまでの経験や学んだことを踏まえ、あなたが受験する試験区分の職務も意識して述べなさい。
・第2回
近年、価値観やライフスタイルの多様化が進み、様々な業界において「働き方改革」に向けた取組が進められてきています。いきいきとやりがいを持って働くことのできる職場づくりには何が重要か、あなたの考えを自由に述べなさい。
2022(令和4)年度
・第1回
島根創生計画では、将来にわたって人口を安定的に推移させるために、合計特殊出生率( 1 人の女性が産む子どもの平均数)を 2035 年までに 2.07 まで上昇させることと、毎年平均約 600 人の減である人口の社会移動(県外からの転入者数-県外への転出者数)を 2030 年までに均衡させることを目標として掲げています。この目標を達成するために、今後どのようなことに取り組んでいく必要があるか自由に述べなさい。
・第2回
現在、島根県が抱える課題について挙げた上で、それを克服して、今後島根県が発展していくために、どのような施策に取り組んでいくべきか、あなたの考えを述べなさい。
・第3回
島根県と各市町村が連携して取り組むべき課題は何か、また、その課題の解決のために必要なことは何か、自由に述べなさい。
2021(令和3)年度
・第1回
「山と川」又は「山と海」と題して、島根県として取り組むべき課題と対応について自由に述べなさい。
・第2回
島根県では、「人口減少に打ち勝ち、笑顔で暮らせる島根」を目指して「島根創生計画」を策定しました。あなたが職員になったら、どんな島根県を目指しますか。また、そのためには、職員としてどのようなことが必要だと思いますか。自由に述べなさい。
・第3回
あなたがこれまで熱心に取り組んできたことは何ですか。その経験を島根県職員としてどのように活かすことができるか、自由に述べなさい。
2020(令和2)年度
・第1回
あなたが考える「笑顔あふれるしまね暮らし」とはどのようなものか具体例を挙げ、その実現のために島根県としてどのような取り組みが必要か、自由に述べなさい。
・第2回
あなたが魅力を感じる地域とはどのようなものですか。また、5年後、10年後の島根県をそのような地域にするためには、どのような取組みが必要だと思いますか。自由に述べなさい。
2019(令和元)年度
・第1回
人口減少が島根県に与える影響について具体的な事例を挙げつつ、活力ある島根を創るためにどのような取り組みをしていけば良いか、あなたの考えを述べなさい。
・第2回
県民が誇りと自信を持ち、活力のある島根県を創るためには何が必要か、具体例を挙げながらあなたの考えを述べなさい。
2018(平成30)年度
・第1回
豊かな島根を実現するためにあなたが重要だと考えるキーワードを1つあげ、島根県として具体的にどのような取り組みをしていけばよいか、そのキーワードを用いてあなたの考えを述べなさい。
・第2回
島根県が基本目標とする「活力あるしまね」、「安心して暮らせるしまね」、「心豊かなしまね」のうちからいずれかひとつを選び、あなたが将来県職員として携わりたい仕事を念頭に置いて、自由に述べなさい。
2017(平成29)年度
・第1回
島根県が誇れるものは何と考えるかを述べた上で、それを本県の発展にどのように活かしていけるか、あなたの考えを述べなさい。
・第2回
行政情報の発信について、あなたの考える情報発信のアイデアとその効果を述べなさい。
2016(平成28)年度
・第1回
住み慣れた地域で暮らし続けるために、何が必要で、それに対してどんなことができるか、あなたの考えを述べなさい。
・第2回
災害の発生に備え、また、実際に災害が発生した際に、行政にはどのような役割や対応が求められていると思いますか、あなたの考えを述べなさい。
2015(平成27)年度
・第1回
ふるさと島根に誇りを持った子どもを育成するために、島根のどんな素晴らしさを、どのように伝えていくことが大切であると考えるか、自由に論じなさい。
・第2回
働きやすい職場環境を整えるうえで、ワークライフバランスやメンタルヘルス対策に対する意識が、近年特に高まってきている。こうした背景もふまえ、職員一人ひとりが意欲を持って仕事に取り組むために大切なことは何か、あなたの考えを述べなさい。
2014(平成26)年度
島根県は人口が70万人を割り、今後ますます人口が減少すると予想されています。人口流出を抑えるための更なる対策について、自由に意見を述べなさい。
2013(平成25)年度
あなたが考える「豊かな社会」とはどのような社会ですか。自由に述べなさい。
2012(平成24)年度
あなたが考える島根県の理想の将来像と、その実現のために何が必要か、述べなさい。
2011(平成23)年度
島根県の雇用を取り巻く状況は厳しいものがあります。若い人が県内で就職できるために県の取り組みとして何が必要か、あなたの考えを述べなさい。
2010(平成22)年度
最近、「犯罪のない安全・安心なまちづくり」や「食の安全・安心」、「高齢者も住み慣れた地域で安心して暮らせる地域づくり」など、様々な分野で「安全・安心」が求められている。「島根県の安全・安心」をキーワードに、あなたの考えを述べなさい。
2009(平成21)年度
いわゆる「格差社会」について、具体的な事象をあげ、国や県にかかわらず、行政がその問題に今後どのように対応していくのが望ましいか、あなたの考えを述べなさい。
行政B(面接重視型)
- 問題形式:自己アピール論文
- 試験時間:120分
- 文字数:1600字
2024年以降は自己アピールシートの提出に変更。様式は受験案内に添付。
2024(令和6)年度
廃止
2023(令和5)年度
これまでの経験を通して培った能力や成果等を、具体的に挙げなさい。また、それを本県行政においてどのように活用できるかについて、あなたの意欲とともにアピールしなさい。
2022(令和4)年度
あなたが県職員として働く意欲を述べるとともに、これまでの経験を通じて培った能力や成果等の中で、アピールしたいものを具体的に挙げ、それを本県行政においてどのように活用できるかについて述べなさい。
2021(令和3)年度
県職員として働く意欲及びこれまでの経験を通じて培った能力や成果等について、アピールしたいものを挙げ、それを本県行政においてどのように活用できるかについて述べなさい。
2020(令和2)年度
県職員として働く意欲及びこれまでの経験を通じて培った能力や成果等について、アピールしたいものを挙げ、それを本県行政においてどのように活用できるかについて述べなさい。
高校卒業程度
- 問題形式:作文
- 試験時間:75分
- 文字数:1000字
一般事務
2024(令和6)年度
最近のニュースの中で関心を持ったものを一つあげ、それに関するあなたの意見について自由に述べなさい。
・資格免許職
これから県職員として働く中で、困難な課題に直面した際、あなたはどのように対処しますか。これまで実際に経験したことや、県職員として職務にあたる際に心がけたいことなどを交えて述べなさい。
2023(令和5)年度
・A日程
あなたが受験している試験区分において、その専門性を活かして、あなたが理想とする県職員となるためには何をすべきか、自由に述べなさい。
・B日程
あなたが日頃から心がけていることを、理由とともに挙げ、それをどのように仕事に活かしたいか述べなさい。
2022(令和4)年度
・A日程
良好な人間関係を構築する上で、あなたが大切にしていることは何か、自由に述べなさい。
・B日程
あなたはどのような島根県職員になりたいですか。自由に述べなさい。
2021(令和3)年度
・A日程
住みよい島根県をつくるために、あなたが県職員として取り組みたいことは何ですか。自由に述べなさい。
・B日程
「夢」と題して、自由に述べなさい。
2020(令和2)年度
・A日程
採用後、あなたが仕事をしていく中でどのような「力」を身につけていきたいですか、自由に述べなさい。
・B日程
「成長」と題して、自由に述べなさい。
2019(令和元)年度
「チャレンジ」をテーマに、自由に述べなさい。
2018(平成30)年度
島根県をよく知らない県外の人に、あなたが是非伝えたい「島根の良いところ」について自由に述べなさい。
2017(平成29)年度
10年後の自分は今とどう変わっていると思うか、自由に述べなさい。
島根県職員(経験者)
- 問題形式:自己アピール論文
- 試験時間:90分
- 文字数:1200字
行政
2024(令和6)年度
※ 実施なし
2023(令和5)年度 - 2022(令和4)年度
あなたのこれまでの経験等(職務等の内容、具体的な実績、資格等)のうち、あなたがアピールしたいと考えるものを挙げ、それを本県行政にどのように活かすことができるか述べなさい。
2021(令和3)年度
あなたのこれまでの経験等(職務等の内容、具体的な実績、資格等)のうち、あなたがアピールしたいと考えるものを1つ以上挙げ、それを本県行政にどのように活かすことができるか述べなさい。
島根県職員(島根創生推進枠)
- 問題形式:自己アピール論文
- 試験時間:90分
- 文字数:1200字
行政
2024(令和6)年度
※ 実施なし
2023(令和5)年度
下記の5つの事業分野のうち、本日提出した自己紹介書に「携わりたい事業分野」として記載した分野について、あなたのこれまでの経験等(職務等の内容、具体的な実績、資格等)を本県行政にどのように活かすことができるか述べなさい。なお、原稿用紙には、事業分野の番号及び名称を必ず記載してください。
- 中山間地域・離島の暮らしの確保
- 新しい人の流れづくり
- 力強い地域産業づくり
- デジタル化の促進
- スポーツを通じた人づくり(国民スポーツ大会の推進等)
2022(令和4)年度
下記の4つの事業分野のうち、あなたが携わりたいと思うものを一つ選び、その事業分野において、あなたのこれまでの経験(職務等の内容、具体的な実績、資格等)をどのように活かすことができるか述べなさい。なお、原稿用紙には、選択した事業分野の番号及び名称を必ず記載してください。
- 中山間地域・離島の暮らしの確保
- 新しい人の流れづくり
- 力強い地域産業づくり
- デジタル化の促進
2021(令和3)年度
下記の4つの事業分野のうち、あなたが携わりたいと思うものを一つ選び、その事業分野において、あなたのこれまでの経験をどのように活かすことができるか述べなさい。なお、原稿用紙には、選択した事業分野の番号及び名称を必ず記載してください。
- 中山間地域・離島の暮らしの確保
- 新しい人の流れづくり
- 力強い地域産業づくり
- デジタル化の促進
島根県職員(地区別)
- 問題形式:作文
- 試験時間:90分
- 文字数:1000字
一般事務
2024(令和6)年度
地区別試験で採用されたあなたが、その地区で県職員として取り組んでみたいことは何か、自由に述べなさい。
2023(令和5)年度 - 2022(令和4)年度
※ 募集なし
2021(令和3)年度
あなたが働きたいと希望する地区(石見または隠岐)に、若者を呼びこみ、また定住してもらうためには、どのようなことが必要だと思いますか。自由に述べなさい。
2020(令和2)年度
※ 募集なし
2019(令和元)年度
あなたが働きたいと希望する地区(石見または隠岐)において、県民が笑顔で暮らしていくために必要なことを自由に述べなさい。
2018(平成30)年度
※ 募集なし
2017(平成29)年度
「住みよい地域づくりをめざして」と題して、あなたの考えを述べなさい。
2016(平成28)年度
あなたが働きたいと希望する地区(石見又は隠岐)の特色と、その特色を活かした地域振興について、あなたの考えを述べなさい。
過去の集団討論テーマ
以下に、島根県職員採用試験の集団討論テーマを年度別に整理します。
大学卒業程度
行政A
2024(令和6)年度
- 近年、県内各地で公共交通機関の減便や路線廃止が相次いでいます。このことによりどのような問題が生じるか、またその問題に対してどのような対策を講じるべきか、自由に討論しなさい。
- 昨今、島根県では、県政に関する様々な情報を発信する媒体として、広報誌、ホームページ、テレビ、新聞、ラジオ、SNS等を活用しています。国及び地方選挙における若年層の投票率を向上させるためには、どのような情報を、どの媒体を使って、どのように発信すると効果的か、自由に討論しなさい。
2023(令和5)年度
- 島根県では、「多様な就業の支援」を推進しています。生産年齢人口が減少傾向にある中、県内企業等では優秀な人材を確保することが経営上の重要な課題となっています。そのためには、島根県で働く魅力をアピールし、県内外の幅広い人材に県内就職を選択してもらうことが必要です。県内企業等に就職してもらう人を増やしていくためには、どのような取り組みが必要だと思いますか。自由に討論しなさい。
- 島根県では、農業者の高齢化による離農の増加や耕作放棄地の増加など、農業・農村全体の活力が失われつつあります。このような状況を改善し、地域の特性を活かして農業・農村全体の活力を取り戻すために、県としてどのような施策を進めていく必要があるか、自由に討論しなさい。
2022(令和4)年度
島根県の離島・中山間地域においては、人口高齢化・過疎化が進み、空き家が増加しています。空き家が増加することにより生じる問題点を挙げ、その問題点を解決するためにはどのような対策が有効か、自由に討論しなさい。
2021(令和3)年度
新型コロナウイルス感染症の収束後(いわゆる「アフターコロナ」)における島根県の施策について自由に討論しなさい。
2020(令和2)年度
今後、日本において人材不足の深刻化が予測される中で、外国人労働者の増加が見込まれる。このことについて、以下の観点から討論しなさい。
- 外国人労働者の受け入れをめぐって発生しうる問題や課題は何か。
- (1)の問題や課題に対して、どのような施策が有効か。
2019(令和元)年度
島根県で育った若者に県内で就職してもらうためには、県としてどのような取り組みが有効か。自由に討論しなさい。
行政B
2024(令和6)年度
- 近年、AI技術の活用がさまざまな分野で広がっており、ChatGPTなどの生成AIも注目されているところです。 このようなAI技術の利活用について、以下の観点から自由に討論しなさい。
- メリットとデメリットについてどう考えるか
- 行政分野での活用についてどう考えるか
- 島根県では、島根創生計画の「笑顔あふれるしまね暮らし宣言」で掲げる「島根らしさ」を、「誰もが、誰かの、た
からもの」のキーフレーズから始まる文章で表現しています。
島根暮らしの良さでもある「島根らしさ」について、以下の観点から自由に討論しなさい。- 「島根らしさ」とは何であると考えるか
- (1)を県内において伸ばしていくためにはどのような取り組みを行うとよいか
- (1)を県外にアピールしていくためにはどのような取り組みを行うとよいか
2023(令和5)年度
- 県内に就職した高校や大学等の新規卒業者が就職後3年以内に離職する割合は、近年高い水準で推移しています。こうした若者の早期離職を防止するためには、どのような取組が必要か、自由に議論しなさい。
- 島根県では、Uターン・Iターン等で移住した「定住人口」でもなく、観光等で訪れた「交流人口」でもない、都市部にいながら地域や地域の人々と多様に関わりたいと希望する「関係人口」の拡大を推進しています。島根県内の多様な地域の強みを活かして、関係人口を増やしていくためにはどのような取組が有効か、自由に討論しなさい。
2022(令和4)年度
- 昨今、全国各地の自治体でオリジナル動画を制作するところが増えており、島根県においてもYouTube「しまねっこ チャンネル」等のWebやSNSにより、様々な情報を発信しているところです。全国に島根県の魅力をPRし、島 根県の良さを知ってもらうためにはどのような手法が有効か、自由に討論しなさい。
(引用:島根県HP)