神奈川県庁|過去問まとめ

本ページでは、神奈川県職員採用試験の過去問情報(択一試験・論文・作文・グループワーク)をまとめています。

択一試験の例題

択一試験の例題は、下記リンクからご覧いただけます。

職員採用|試験問題例


論文・作文試験の過去問

以下に、神奈川県職員採用試験の論文・作文試験の過去問を年度・区分別に整理します。

大卒程度

Ⅰ 種試験(行政)

  • 問題形式:論文
  • 試験時間:90分
  • 文字数:1200字程度

論文の出題予想テーマ

2024(令和6)年度

近年、ヤングケアラー ※ と呼ばれる子どもたちが注目されている。ヤングケアラーの問題点をいくつか挙げ、そうした課題に対して社会としてどのように取り組んでいくべきか、あなたの考えを論じなさい。

※ 家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行 っている 18 歳未満の子どものこと(神奈川県HPより)

2023(令和5)年度

政府は、令和4年10月28日に「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を閣議決定した。そこでは、リスキリング※への支援強化など、「人への投資」の施策の拡充を掲げている。 このように「人への投資」が必要である社会的な背景や課題に触れながら、社会全体としてどのような取組が必要であるか、あなたの考えを論じなさい。
※新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること(経済産業省HPより抜粋)

2022(令和4)年度

新型コロナウイルス感染拡大の長期化により、孤独・孤立の問題が一層深刻な社会問題となっていることを受け、政府は令和3年2月、内閣官房に孤独・孤立対策担当室を立ち上げ、政府一丸となって対策に取り組んでいる。今後、孤独・孤立対策を効果的に推進するため、社会全体としてどのような取組が必要か、目指すべき方向性を示した上であなたの考えを論じなさい。

2021(令和3)年度

我が国で格差社会が論じられるようになって久しく、今日ではますます格差が広がっていると言われている。どのような場面で格差社会が最も強く感じられるか、また、それに対してどのように対処すればよいか、あなたの考えを述べなさい。

2020(令和2)年度

行政(政府)の仕事は、一般的に拡大の一途をたどりがちであるが、わが国では近年、国・地方ともに財政難に陥り、行政が担う役割について見直しを求める声もあがっている。そこで、現在、わが国の地方公共団体が提供しているサービスのうち、「行政が提供しなくてもよいのではないか」又は「行政の提供している割合を減らしてもよいのではないか」と考えるものの例を挙げ、そう考える理由と、当該サービスの新たな担い手として考えられる提供主体及び提供手法について、あなたの考えを述べなさい。

2019(令和元)年度

平成31年4月1日に施行された「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」により、人材確保が困難な状況にある産業上の分野を対象に新たな在留資格が創設され、外国人労働者の受入れが拡大されることとなった。このことに対するあなたの考えを論じなさい。

2018(平成30)年度

厚生労働省が実施した「2016年国民生活基礎調査」によると、我が国の子どもの貧困率※は13.9%(約7人に1人)となっており、先進国の中でも高い水準にある。特に子どもがいる現役世帯(世帯主が18歳以上65歳未満の世帯)のうち、大人が一人の世帯の貧困率は50%を超えている。こうした状況の要因について考察し、それに対するあなたの考えを論じなさい。
※ 子どもの貧困率:17歳以下の子ども全体に占める、貧困線(等価可処分所得の中央値の半分の額)に満たない17歳以下の子どもの割合。

2017(平成29)年度

「2016年版情報通信白書」(総務省)では、「近年の人工知能(AI)技術やロボティクスの急速な進歩によって、非定型的な知能業務や複雑な手仕事業務も将来的には機械によって代替されるとの見方が強まりつつある」と述べられている。人工知能技術やロボット工学の急速な進歩が、人々の雇用や生活に与える影響についてあなたの考えを論じなさい。

2016(平成28)年度

ここ数年、日本を訪れる外国人観光客が急増している。我が国に多くの外国人が訪れることによる最も大きな「変化」と思うものを1つ挙げ、神奈川県は、地方自治体としてその「変化」にどう取り組んでいくべきか、あなたの考えを論じなさい。

2015(平成27)年度

神奈川県域のように都市部又は都市周辺部に位置するところで、今後、農業(畜産業を含む)の振興に力を入れることについて、どのように考えるか。また、農業振興を行う場合に、県に求められる政策としてはどのようなものが考えられるか、あなたの考えを論じなさい。

2014(平成26)年度

日本は「人口減少社会」に入ったといわれています。本県でも、数年後には人口減少に転じることが予測されていますが、人口減少社会における課題を一つ挙げ、その解決に向けて地方自治体が果たすべき役割についてあなたの考えを論じなさい。

2013(平成25)年度

地域の魅力発信方法の1つとして、「地域ブランド」に係る取組みが全国の自治体で盛んになっており、数多くの「地域ブランド」が存在するようになってきている。このような状況の中、ブランドとしての価値をより高めるにはどのようにしたらよいか、あなたの考えを論じなさい。

2012(平成24)年度

理想とする神奈川の将来像を念頭に置きながら、自治体としての神奈川県が将来どのような役割を果たしていくべきと考えるか、あなたの考えを論じなさい。

2011(平成23)年度

東日本大震災の影響による大規模な計画停電の経験などをきっかけに、電力の需要・供給をはじめとするエネルギー問題全体の見直しが論じられている。わが国のエネルギー政策が抱える課題、及び、当該課題に対し行政はどのような取り組みをすべきかについて、あなたの考えを論じなさい。

2010(平成22)年度

平成10年以降、全国の自殺者数は毎年3万人を超える状況が続いており、自殺対策の充実が求められているが、現状における課題と今後の対応について、あなたの考えを論じなさい。

2009(平成21)年度

神奈川の特性を活かした観光政策を進めるうえでの課題と、県として必要な取組についてあなたの考えを論じなさい。

2008(平成20)年度

まちづくりや福祉など多くの分野において、多様化する課題を解決していくために、県民、企業、NPO等様々な主体と行政との協働がますます盛んに行われるようになってきている。このような協働により施策が進められている具体的事例をあげるとともに、その推進において想定される問題点や考えられる対策について、あなたの考えを論じなさい。

秋季 Ⅰ 種試験(行政)

  • 問題形式:論文(プレゼンテーション課題)
  • 試験時間:90分
  • 文字数:1200字程度
2024(令和6)年度

神奈川県以外の自治体や海外の行政機関による取組で神奈川県が参考とすべき取組を一つ選び、選んだ理由や導入に向けた課題も含め説明してください。

2023(令和5)年度

優れた行政サービスとはどのようなものか、あなたの考えを説明しなさい。

2022(令和4)年度 - 2019(令和元)年度

※ 過去問情報なし

2018(平成30)年度

2017年の日本人の平均寿命は過去最高を更新し、今後も延びることが見込まれているが、人々が生きがいを持って高齢期を過ごすことができる社会を実現するにはどうすればよいか、あなたの考えを論じなさい。

2017(平成29)年度

情報や動画の共有サイト、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)など、インターネットを利用して誰でも手軽に情報を発信し、相互にやりとりができるソーシャルメディアの普及による影響について、あなたの考えを論じなさい。

2016(平成28)年度

地震や集中豪雨などの自然災害から県民の命を守り、安心、安全な街づくりを行うために、行政としてどのような取組みを優先的に進めていくべきか、あなたの考えを論じなさい。

2015(平成27)年度

暮らしやすい社会とはどのようなものか、また、それを実現するために行政がどのような役割を果たすべきか、あなたの考えを述べなさい。

早期 Ⅰ 種試験(行政)

2013(平成25)年度

近年、「健康寿命」という言葉が話題になるなど、人々の健康に対する関心は高まり、その考え方も様々です。そこで、あなたが考える「健康」とは何か、また、人々が「健康」であるためには、住民や行政はどのようなことに取り組めばよいか、あなたの考えを論じなさい。

2012(平成24)年度

近年、社会的に孤立してしまう者が増加し、地域社会の人間関係の希薄化が一層進んでいるといわれていますが、2011 年3月11 日に発生した東日本大震災後には人間関係の大切さに、あらためてスポットライトが当たっています。このような状況の中で、本来「あるべき地域社会」とは、どのようなものか、また、どうすれば「あるべき地域社会」を作ることができるか、あなたの考えを論じなさい。

高卒程度

  • 問題形式:作文
  • 試験時間:60分
  • 文字数:600字程度

Ⅲ 種試験(行政)・公立小中学校等事務 Ⅲ 種

2024(令和6)年度

あなたが周囲と協力して何かにチャレンジした経験を一つ挙げ、その経験から学んだことについて述べなさい。

2023(令和5)年度

あなたがこれまでに成長を感じたと考える経験を一つ挙げ、その経験から学んだことについて述べなさい。

2022(令和4)年度

人と接する上で大切なことは何か、あなたの経験を踏まえて述べなさい。

2021(令和3)年度

あなたが自ら目標を定め、その達成に向けて努力した経験と、その経験から学んだことについて述べなさい。

2020(令和2)年度

チームで物事に取り組む上で大切なことを、自身の経験を踏まえて述べよ。

2019(令和元)年度

SNS との上手な付き合い方について、あなたの考えを述べなさい。

2018(平成30)年度

あなたが挫折しそうになった経験と、それをどう乗り越えたか述べよ。

2017(平成29)年度

失敗から学んだことをあなたの経験から述べなさい。

Ⅲ 種試験(警察事務)

2024(令和6)年度

あなたがこれまでに最も努力したことについて述べ、その経験を警察事務職員として勤務する上でどのようにいかすことができるか述べなさい。

2023(令和5)年度

あなたがこれまでに成長を感じたと考える経験を一つ挙げ、その経験から学んだことについて述べなさい。

※ Ⅲ 種試験(行政)と同一問題

2022(令和4)年度

県民から信頼される警察事務職員になるために心掛けたいことは何か、あなたの考えを述べなさい。

2021(令和3)年度

あなたが、今までに得た経験を神奈川県警察でどのように生かしていけるか、どのような警察職員を目指していきたいか、あなたの考えを述べなさい。

2020(令和2)年度

チームで物事に取り組む上で大切なことを、自身の経験を踏まえて述べよ。

※ Ⅲ 種試験(行政)と同一問題

2019(令和元)年度

SNS との上手な付き合い方について、あなたの考えを述べなさい。

※ Ⅲ 種試験(行政)と同一問題

2018(平成30)年度

あなたが挫折しそうになった経験と、それをどう乗り越えたか述べよ。

※ Ⅲ 種試験(行政)と同一問題

2017(平成29)年度

失敗から学んだことをあなたの経験から述べなさい。

※ Ⅲ 種試験(行政)と同一問題

中途採用(キャリアフリー採用)

  • 問題形式:経験小論文
  • 試験時間:電子申請システムにより提出
  • 文字数:800字程度

行政

2024(令和6)年度

(問1) これまでの職務や社会活動の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル・資格等)を発揮して、課題を解決した経験について述べなさい。

(問2) あなたが問1で述べた内容を踏まえ、あなたの強みや経験を本県のどのような分野でどのように生かすことができるか、具体的に述べなさい。

2023(令和5)年度

(問1)これまでの職務や社会活動の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル・資格等)を発揮して、成果をあげた経験について述べなさい。
(問2)あなたが問1で述べた強みを、本県の施策にどのように生かすことができるか、具体的に述べなさい。

2022(令和4)年度

(問1)これまでの職務や社会活動の中で、あなたの持つ強み(専門性、経験、スキル、スキル・資格等)を発揮して、組織又は社会に貢献したと考える経験について述べなさい。
(問2)あなたが問1で述べた強みを神奈川県職員としてどのような業務に生かすことができるか述べなさい。

2021(令和3)年度

(問1)あなたの持つ強み(職務経験、社会活動経験、スキル、資格等)を1つ挙げ、その強みを発揮して周囲の人から評価された経験について述べなさい。
(問2)あなたが問1で述べた強みを神奈川県職員としてどのような業務に生かすことができるか述べなさい。


過去のグループワーク課題

以下に、神奈川県職員採用試験のグループワーク課題を年度別に整理します。

大卒程度

2024(令和6)年度

カーシェアや民泊、オンラインフリーマーケットといったシェアリングエコノミー ※ が急速に普及し、今後も拡大が予測されている。新しいシェアリングエコノミーのサービス(既に存在していても一般的に普及していないサービスを含む)を考えて、グループで1つ選び、選んだ理由と普及拡大のための課題について説明しなさい。

※ インターネットを介して個人と個人・企業等との間で活用可能な資産(場所・モノ・スキル等)をシェア(売買・貸し借り等)することで生まれる新しい経済の形(消費者庁HPより)

2023(令和5)年度

令和5年4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されました。同様に、日常生活の中で努力義務とした方がよい事柄について、理由を含め1つ挙げなさい。また、挙げた事柄の定着に向けてどのような取組が必要か、行政をはじめ取組主体ごとにそれぞれ説明しなさい。

2022(令和4)年度

あなたは、神奈川県が開催するオンラインイベントの企画・立案プロジェクトのスタッフに選ばれました。グループでオンラインイベントの概要を決めた上で、その実施にあたってのオンライン独自の課題を複数挙げ、その課題にどのように対応したらよいか説明しなさい。


(引用:神奈川県HP